手術と自然療法（カイロプラクティック）、どちらを選ぶべきか？
腰や脚の痛み、しびれに悩まされ、ヘルニアや坐骨神経痛という診断を受けたとき、真っ先に頭に浮かぶのが「手術するしかないのかな？」という疑問ではないでしょうか。しかし、同時に「手術は怖い」「他に方法はないのか？」という不安も抱える方が多いものです。そこで今回は、手術と自然療法であるカイロプラクティックの選択肢を比べ、それぞれの特徴やリスクを理解しながら、カイロプラクティックがどのように体に優しく、根本的な解決に導くかをお伝えします。
当センターには、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術後、痛みやシビレ、症状が再発してしまった方々も多く来られます。なぜ、手術したのに再発してしまったのか？もともと本当に椎間板ヘルニアが痛みやシビレの原因なのでしょうか？そんな疑問に答えていきたいと思います。
１．ヘルニアと坐骨神経痛の基本を理解する
まず、ヘルニアとは、椎間板（背骨を構成する骨と骨の間にあるクッションのような役割を果たす組織）の一部が飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こす状態を指します。この圧迫が神経を刺激し、特に腰から脚にかけての痛みを伴う場合、それが坐骨神経痛です。
痛みやしびれがひどく、日常生活に支障が出る場合、整形外科ではまず鎮痛剤やブロック注射、場合によっては手術を勧められることが多いでしょう。しかし、手術を考える前に、カイロプラクティックという自然療法があることを知っておいてほしいのです。
２．手術のリスクと問題点
手術は、ヘルニアや坐骨神経痛の原因である神経圧迫を直接的に取り除くことを目指すものです。確かに手術後には痛みが和らぐケースもありますが、すべてが成功するわけではありません。手術には以下のようなリスクが伴います。
再発の可能性
手術をしても、数年後に再びヘルニアが発症するリスクがあります。特に、元々の姿勢の歪みや筋力不足など根本原因が改善されないままでは、同じような問題が再発することが多いのです。椎間板には血管と神経が届いていないところが多くあります。つまり、血管や神経が通っていないため、栄養と酸素及びその修復するための命令の伝達が、その細胞組織まで届かないので、細胞修復は難しくなるのです。また、切除した椎間板は弱くなっているため、再発する可能性があるのです。
術後の合併症
手術には感染症や出血、麻痺などの合併症のリスクも伴います。また、神経が傷つくことで、術後に長期間の痛みや麻痺が残るケースも報告されています。手術時に、筋肉組織をかき分けて行うため、違う部位に問題が起きることも否めません。
長期的なリハビリが必要
手術後は、体を元に戻すために長期間のリハビリが必要となります。リハビリを怠ると、かえって症状が悪化することもあるため、心身ともに大きな負担がかかります。
これらのリスクを考慮すると、手術を行うことが最善の選択であるかどうかは慎重に考えるべきです。
３．カイロプラクティック施術の特徴と優位性
一方、カイロプラクティックは自然療法であり、手術をせずに体の機能を回復させることを目指します。では、具体的にカイロプラクティックがどのようにしてヘルニアや坐骨神経痛を改善するのでしょうか？
根本的な原因を探り、姿勢を改善
カイロプラクティック施術では、姿勢分析を通じて骨格の歪みや筋肉のアンバランスを科学的に分析します。ヘルニアや坐骨神経痛は、姿勢の悪さや筋力不足が原因で発症することが多いです。背骨や骨盤の歪みを矯正し、神経の圧迫を解消することで、自然治癒力を最大限に引き出すのがカイロプラクティックの基本的なアプローチです。オプティマルヘルスセンターでは姿勢分析機器を使用し、その人特有の「姿勢のクセ」から椎間板ヘルニアの原因を究明することで、治療に役立てています。弱くなった筋肉、歪んだ骨盤や背骨など様々な情報から施術計画を立てます。姿勢分析についての詳細はこちらをご視聴ください。
痛みを伴わない優しい施術
手術のように体にメスを入れることなく、骨格（背骨や骨盤、下肢、四肢など）を調整することで症状を緩和します。特に、カイロプラクティックは優しい力で瞬時に行われ、痛みを伴わないため、体への負担が少なく安全です。施術時間も短いため、忙しい方にも負担なく通院いただけます。椎間板ヘルニアが、背骨や骨盤のズレにより起きることが、こちらの映像で分かります。
自然治癒力を高める
カイロプラクティックは、神経の働きを正常に戻すことを大切にしています。背骨や骨盤の歪みを整えることで、神経系が正常に機能し始め、体自身が持つ治癒力が向上します。このため、根本的な改善が期待でき、再発のリスクも低くなります。自然治癒力を高めることは、病気を治すうえで最も重要な要素です。どんな病気もこの治癒力なしに治すことはできません。手術もこの自然治癒力があるから、切った傷口が止血され、自然とふさがっていくのです。
そして、傷ついた神経や血管、筋肉にしっかりと修復の材料となる栄養を補給することも重要です。多くのアスリートはケガをすると、栄養や休養でカラダを治します。ところが一般方はこれをほとんど行いません。手術だけ、いわゆる治療だけに頼り、あとは人任せ、、、カラダは食べたものでできています。オプティマルヘルスセンターでは必要とされる方には十分な「栄養」、カラダの材料として最も重要な要素である「タンパク質」の摂取を推奨しています。効率よくタンパク質を取るには次の食材が良いでしょう。
①プロテインパウダー
特に椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の様な症状が重く強いケースは、様々な組織が壊れていることが考えられます。普段の食事では補えないタンパク質をより効率よく摂取するには、補助食品として摂ることが有効です。プロテインパウダーは、筋肉や神経、血管をサポートするために手軽で便利なんです。特に、忙しくてしっかり食事がとれない時や、運動後にすぐ栄養を補いたい時に役立ちます。プロテインは筋肉の材料になるタンパク質を効率よく摂れるし、神経の働きに必要なビタミンB群や、血管の健康を保つビタミンD、鉄分なども含まれているものが多いんです。ただ、あくまで「補助」なので、バランスの良い食事と合わせて使うのがベストですよ！
【プロテインパウダーの選び方】
様々なプロテインパウダーが存在しますが、グラスフェッド牛の牛乳から身体への負担が大きいカゼインや脂肪分を取り除くことでできた水溶性の乳清（ホエイ）を、何度もフィルタリングすることで乳糖を取り除いたグラスフェッドWPI。カゼインフリー・乳糖不耐性の方に対応したWPI製法が良いでしょう！
グラスフェッド牛とは、牧草のみで育てた牛のことを言います。牧草のみで育てた良質なグラスフェッドプロテインがおすすめ！ 広大な大地でストレスなく自然放牧で育ったグラスフェッド牛は、穀物や人工飼料、ホルモン剤や防カビ剤等を使用していないため、有害物質のリスクがなく、安心してお飲みいただけるのが特徴です。
ナトラプロテイン／株式会社イオスコーポレーション
アミノ酸スコアとは、体内で生成することのできない必須アミノ酸9種類のうち、最も必要量に足りていない数値を基準に算出され、100に近い数値が理想とされています。ナトラプロテインはWプロテインにすることにより、アミノ酸スコア100を達成しています。
②鶏むね肉
鶏むね肉って、筋肉づくりにとても優秀なんですよ！特に脂肪が少なくて、タンパク質が豊富だから、筋肉を効率よくサポートしてくれます。神経や血管の健康にも関わる栄養素、例えばビタミンB6も多く含まれているんです。一方、鶏もも肉は脂質が多めなので、エネルギーは欲しいけど脂肪を抑えたい場合は、鶏むね肉がベスト。ただ、もも肉もビタミンやミネラルが多いので、使い分けがポイントですね！
③全卵
全卵って実は、筋肉や神経、血管を作るのにとても役立つんです！まず、卵には良質なタンパク質がたっぷり含まれていて、筋肉をしっかりサポートしてくれます。さらに、神経の働きを助けるビタミンB群や、血管を健康に保つビタミンDも豊富。黄身には鉄分やビタミンAも含まれていて、血液の循環を良くしたり、体全体の栄養バランスを整えてくれるんです。白身と黄身、両方食べることで、体が必要とする栄養素をしっかり補えるんですよ！
④魚類（サバやシャケ缶）
鯖缶やシャケ缶って、実は筋肉や神経、血管を作るためにとても便利なんですよ！まず、これらには良質なタンパク質がたっぷり含まれていて、筋肉をサポートしてくれます。さらに、神経の働きを助けるビタミンB群や、血管の健康を守るオメガ3脂肪酸も豊富に入っています。缶詰だから、調理の手間もなくて手軽に栄養がとれるのも嬉しいポイント。忙しい時やタンパク質を効率よく摂りたい時に、鯖缶やシャケ缶を使うのはとってもオススメですよ！
再発予防のためのアプローチ
カイロプラクティック施術に加えて、自宅でできるトレーニング「家トレ」も提案しています。これは、施術で整えた骨格を維持し、再発を防ぐために重要な要素です。筋力を向上させ、正しい姿勢を保つための運動療法を個別に指導することで、長期的な健康維持をサポートします。
オプティマルヘルスセンターでは、３つのチカラを利用し改善へと導きます！
①「治る力」・・・カイロプラクティック施術により歪んだ骨格を矯正し、神経の伝達を正常にすることで本来持っている自然治癒力を向上させる
②「修復する力」・・・十分な栄養を摂ることで壊れた細胞（神経・血管・筋肉など）を早期に修復させる
③「予防する力」・・・弱くなった筋肉やアンバランスな身体を自宅でできるトレーニングで整える
これら３つのチカラを合わせて、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のような症状を治して行きます。
４．どちらを選ぶべきか？—カイロプラクティックの安全性と効果
手術には即効性がある場合もありますが、そのリスクや合併症、長期的なリハビリの必要性を考えると、最初の選択肢として慎重に検討するべきです。そう、最初に手術を選ばず、カイロプラクティックを最初の選択肢として選ぶことも検討するべきでしょう！（^^ カイロプラクティックは体に優しい自然療法であり、根本的な原因にアプローチして自然治癒力を高める施術法です。
多くの患者さんは、カイロプラクティックによる調整と運動療法を組み合わせることで、手術を回避し、日常生活に支障なく過ごせる体を手に入れています。また、術後の再発でも十分治癒できる可能性があります。私たちがこれまでに多くの患者さんを施術してきた実績からも、手術のリスクを避けたい方、自然療法に興味がある方にはカイロプラクティックが最適な選択肢であると自信を持っておすすめできます。
椎間板ヘルニアの治療費用を手術とカイロプラクティックで比較・・・どちらがあなたに合っているの？
椎間板ヘルニアで悩む方にとって、「手術を受けるべきか、それとも自然療法を選ぶべきか？」という選択は非常に大きなものです。そこで今回は、手術の費用や方法、そしてカイロプラクティックとの費用の違いについて、わかりやすくお話ししていきますね。
椎間板ヘルニアの手術費用はどれくらい？
手術を検討されている方にとって、やはり一番気になるのが費用だと思います。椎間板ヘルニアの手術にはいくつかの方法があり、それぞれ費用が異なります。
1⃣ 椎弓切除術（開放手術）
これは椎間板ヘルニア手術の中で最も一般的な手法です。日本では健康保険が適用されるため、自己負担額は約20万円から30万円ほど。ただし、手術後のリハビリや通院も考えると、費用はさらに増えることがあります。術後の回復期間も長く、体への負担も大きいため、慎重に検討が必要です。
2⃣ 内視鏡手術
内視鏡を使って行う手術は、体にかかる負担が少ないため、最近人気が高まっています。こちらも保険が適用され、自己負担額は15万円から25万円ほど。ただし、技術が必要なため、すべての病院で対応できるわけではありません。
3⃣ レーザー治療（PLDD）
こちらは比較的新しい手法で、レーザーを使って椎間板を縮小させる治療法です。しかし、この治療は保険適用外であるため、自己負担額は50万円から100万円以上にもなります。また、効果が必ずしも保証されているわけではなく、数回の治療が必要な場合もあります。
※詳しくは、ILC国際腰痛クリニック東京に明記されています。
手術のデメリットは？
もちろん手術が成功すれば、痛みの改善が期待できますが、手術にはリスクが伴います。たとえば、手術後に再発するリスクや、術後の痛みが思ったよりも長引くこともあります。また、リハビリや通院の必要があるため、日常生活への影響も大きいです。特に、お仕事や家事、趣味に早く戻りたいという方にとって、回復までの時間が気になる点かもしれません。
では、カイロプラクティックの費用は？
それでは次に、カイロプラクティックでの治療についてお話しします。カイロプラクティックは、自然療法の一つで、身体のバランスを整え、自己治癒力を引き出す方法です。カイロプラクティックの費用は、施術院によって異なりますが、一般的には1回あたり5,000円から10,000円ほどです。初回の検査や姿勢分析を含めても、数千円から1万円程度が一般的です。
たとえば、1ヶ月に2～3回の施術を受けた場合、月々15,000円から30,000円程度の費用がかかることになります。ただし、カイロプラクティックは手術とは違い、身体に無理なく、少しずつ根本的な改善を目指していくものですので、長期的に続けることが大切です。また初診時から最初の期間は「集中ケア期」と呼んでおり、頻繁に施術を受けることをお勧めいたします。これは施術効果があるうちに、さらに施術を受けることで、治癒力をアップさせるためです。さらに、カイロプラクティックは健康な方でも定期メンテナンスとして受けに来る方が多くいらっしゃいます。オプティマルヘルスセンターの料金体系はこちら。
手術とカイロプラクティックの費用を比較すると…
手術の初期費用は確かに一度に大きくかかりますが、その後のリハビリや再手術の可能性を考えると、決して一度で完結するものではありません。手術が必ずしも痛みを解消するわけではなく、再発のリスクもあるため、長期的に見て費用が増えることもあります。
一方、カイロプラクティックは、身体に負担をかけず、自然な形で回復を目指せる方法です。初期費用は手術に比べて少なく、通院のペースに合わせて負担をコントロールしながら続けることができます。
オプティマルヘルスセンターでは、初診時にお身体の状態を詳しく診させていただき、予算に応じた数種類の改善プランを提示いたします。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛のように痛みやシビレが強く重いケースでは、「集中ケア期」に行う回数や頻度は多くなる傾向（10～20回）にあります。症状が緩和されると、次は「定期ケア期」に移行します。姿勢を安定させるための施術へと移ります。詳しくはこちらをご確認ください。
どちらを選ぶべきか？
椎間板ヘルニア・坐骨神経痛で悩む方が手術を選ぶか、カイロプラクティックを選ぶかは、それぞれのライフスタイルや健康状態によって異なりますが、いかがでしょうか？ もし「手術は怖い」「できるだけ自然な形で治したい」と思っている方には、カイロプラクティックは一つの有力な選択肢です。
特に、毎日の生活を大切にしながら、無理せず自分のペースで改善したい方にとって、カイロプラクティックは安心して続けられる治療法です。もちろん、手術が必要な場合もありますが、まずはカイロプラクティックで自然治癒力を引き出すアプローチを試してみても良いかもしれませんね。
もし気になることがあれば、いつでもご相談ください。お一人お一人に合った治療方法を一緒に考えていきましょう！
５．まとめ～自然な体の力を信じる
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の痛みに悩むとき、手術は確かに一つの選択肢です。しかし、体の自然治癒力を信じ、手術をせずに体を整えるという選択肢もまた、十分に価値があります。カイロプラクティックは痛みを和らげるだけでなく、痛みの原因を根本的に解消し、再発を防ぐための安全で効果的なアプローチです。
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛に苦しむ多くの方が、痛みを乗り越え、再び好きな趣味や活動を楽しめるようになっていることを、私たちは日々目の当たりにしています。手術のリスクに迷う前に、ぜひ一度、私たちのカイロプラクティック施術をお試しください。自然な方法で、健康を取り戻すためのサポートをいたします。
６．お問い合わせ・ご予約
「手術しかない…」「再発してしまった…」と諦めず、今こそ体と向き合ってみませんか？ 当院では、姿勢を整えるカイロプラクティック施術と、栄養サポート、簡単に続けられるお家でできるトレーニング「家トレ」を組み合わせることで、あなたの若々しさを内側からサポートします。
オプティマルヘルスセンターは、2024年10月より椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の早期改善と再発予防に力を注ぐために、トレーニングメニューを充実させました。施術とトレーニング合わせた新価格にて提供しております。さらに、予防のため通院いただいている方だけでなく、「ジムにはいきにくい、「道具なしでも鍛える方法を知りたい」、「自宅でやれるようトレーニングを習得したい」、、、そんな向けの新メニューもご用意いたしました。
カイロプラクティック・整体＋トレーニング、いわゆる「整う」と「鍛える」を融合させた他店にはないサービスを提供しています。どこ行っても良くならないという方、認知症を予防していつまでも若々しくいたい方は、下記の予約専用LINE（友だち追加）を登録し、その旨お伝えください。誠心誠意、対応させていただきます。
（↑こちらは予約専用LINEです）
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